「政府は、地球温暖化対策の一環として、ガソリン車の新車販売を2030年代半ばに禁止する方向で最終調整に入った。」というニュースがありました。欧州などに比べ取り組みは迅速とは言えませんが、菅首相とバイデン次期大統領は環境への取り組みも強化してくれると期待しとります。
ニュースを見て、自動車の電動化ってどうなの?って思っている皆さんも少なくないと思いますのでかなり電気自動車を乗り倒しているワタクシの感想をシェアしたいと思います。
昨夜のTSLA(NASDAQ:テスラ)は終値は568.8ドルでした。
TSLAは2020年12月21日からはS&P500種株価指数の構成銘柄として採用が決定しており、電気自動車だけではなく、テスラの蓄電システムは鉄道会社やエネルギー関連で幅広く採用されています。
私のテスラ モデルSは日本で走行距離の伸びTOP10に入っているんじゃなかろうかと思うほど乗り倒しております。
走行距離が多いのは、大家業(主に戸建ての貸家)もやっている為に県内外に物件の調査や購入・修繕や管理などで県外に行く機会も多いためです。試乗車か何かだった在庫車をオドメーター10000kmほどで購入し、5か月経過した今日現在33,282kmです。
2日間で2101Km走った先週のように、長距離を乗り倒してみると近所でちょろちょろ乗るだけではわからない「こりゃエエわ」という部分も改めて実感しました。
自分専用の新幹線にでも乗っているような気持ちよさ
新幹線っていいですよね。
揺れも少なく、スーっと走ってくれます。車窓の流れる景色を眺めていると新たなイマジネーションが湧いてくるかのようです。
何といいましょうか“右脳を刺激する”ような気持ちよさがあります。
テスラ モデルSで長距離を移動するのはそれに似ています。
まず、音もなくどこまでもスーッと加速してくれる事に「おーっ」と感動します。オートパイロットが360度を常に監視してくれている安心感があるので景色を眺める余裕が生まれます。それがあまりにも心地よいのでスピードを出そうとか他のクルマと競ってやろうという気持にはならず、この瞬間を愉しみながら過ごしたいというように感じます。
どのメーカーでも電気自動車を出してくるでしょうけど、多くの車両に自動運転機能がついてどれでも同じような気持ちよさがあるんじゃないでしょうか?
ネットワークにつながっている楽しさ
テスラはLTEで常時インターネットに接続されているので、オートパイロット(=運転支援機能)の高度なソフトウェアなどがどんどんアップデートされていきます。
その為に、峠道でオートパイロットを使ってもアップデートのたびに徐々に徐々に上手に走るようになってくれています。
オートパイロットだけではなく、乗り心地の改善やセントリーモードという泥棒除けみたいな機能もどんどん進化しています。他にもSpotifyなどでインターネット経由であらゆる音楽を楽しみながら過ごすこともできます。
さらに、何かのトラブル時には車両の問題個所をインターネット経由で診断し、可能であればオンラインで修復もしてくれます。
これも今はテスラだけですが、どのメーカーでも同じようにインターネットに接続された車両になるのではないでしょうか?
摩耗するモノが無い共通する心地よさ
エンジン車はガソリンが減るのは当然として、走行距離に応じてオイル交換やブレーキパッド交換などが必要ですが、電気自動車の場合にはそれらもほぼ不要でたまにウォッシャー液の補充が必要な程度です。
摩耗する部品がほとんど無いためか、私のように長距離を走っても電気を足せばいいだけというのがストレスにならず、それが爽快というかなんとも心地よく感じます。
自動運転やインターネットとの相性は、ガソリン車より電気自動車の方が良いのだろうと思いますが、それらが融合した融合した電気自動車はiPhoneにも似た心地よさというか楽しさを感じます。
モチロン、充電に時間がかかるとかネガティブな面もありますが遠からず技術的進歩が解決してくれそうです。
これから電気自動車を検討しようかという方に参考にしていただければと思います。