岡三オンライン証券の先物・オプション取引証拠金の制度変更

こんにちは。パパイヤ米山です。

今回は、岡三オンライン証券の取引証拠金の制度の変更についてお知らせします。
段階的に上がっていきますが、
最終的には先物1枚あたりの取引証拠金の水準が約1.4倍となります。
必要証拠金について、ご確認をください。

SPAN証拠金(取引証拠金)が見直しされる

岡三オンライン証券からすでにメールでお知らせが届いていると思いますが、
今後、段階的に水準が上がっていきます。

取引証拠金の水準が上がると、
新規ポジション持ったりする場合や、既に保有しているポジションに対しても、
取引証拠金の額が増加していきますのでご注意ください。

見直し日程のスケジュール

日程については、下記の通りです。
段階的に引き上げていき、最終的に指数先物1枚あたりの取引証拠金の水準が1.4倍になります。

  • 2020年7月27日(月)~ 8月14日(金):見直し前の約1.1倍
  • 2020年8月17日(月)~ 9月11日(金):見直し前の約1.3倍
  • 2020年9月14日(月)~:見直し前の約1.4倍

対象となる銘柄は以下となります。

  • 日経225先物
  • 日経225ミニ
  • TOPIX先物
  • マザーズ先物
  • 日経225オプション
  • 有価証券オプション等、大阪取引所に上場している先物
  • オプション(有価証券関連デリバティブ)

SPAN証拠金(取引証拠金)変更にあたっての注意点

複数のポジション持っている場合でも、取引証拠金が引き上げが見込れます。
その水準はポジションの構成によりますが、概ね1.4倍~2倍となる想定されます。

必要証拠金が2倍近く必要になる可能性がありますので、
追証などに気を付けてください。

追証が発生すると、その日の引け後(15:20分頃)にメールや岡三オンライン証券の
先物オプション口座のログイン画面にお知らせが出て来ます。
結構見逃しやすいので、ご注意ください。

こちらは、スグに追加資金を入れられるなら入れてもらい、
遅くとも次の日の引けまでに、不足分を入れておかないと強制決済となってしまいます。

その他に証拠金が変わると、自動売買システムで条件を満たした場合でも、
うまく動作しなくなります。

詳しくは、岡三オンライン証券の証拠金をご確認し計算をお願いします。
必要証拠金額

サヤトリなどで複数持っている場合の計算方法は、
岡三オンライン証券にログインしていただくと、
シミュレーションがありますのでそちらで確認が出来ます。

皆さんには自動売買システムを扱うにあたっては、
常に余裕を持った資金で動作させるようにご案内しております。

以前にご案内した取引に必要な資金より、多くなる場合があります。
ご自身でご確認をしていただき、リスクが無いように判断していただきますようにお願いします。

まとめ

証拠金や岡三からのお知らせなどは、常にチェックしてください。

証拠金の見直しについては岡三オンライン証券だけではなく、
各証券会社のほとんどが上がってきています。
今回の見直しの基準となる、「株式会社日本証券クリアリング機構」がリスク管理の高度化を目的として実施しています。

サヤトリシステムが正常に動かない等ある方は、よくよく証拠金を計算していただき、
必要な場合は岡三オンライン証券で確認をお願いします。

証拠金が上がってくると、決済するにもできない場合があります。
リスク相殺についても相殺できていない可能性があります。

余裕を持った資金で、安全に快適に楽しくBoctok01を使っていただきたいと思っております。

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