〔事例紹介〕含み損からのリカバリー

今日は取引の事例を紹介します。実際の例なので参考にしていただければと思います。

スタッフTさんの事例

スタッフTさんは2020年2月4日から1:1ペアでサヤトリを開始しました。子供たちの引率でフィンランド~イタリアに行く前日でした。旅行中にも順調に資金を増やし、それからコロナ過騒動でサヤも大きく変動したので一時は大き目な含み損もありましたが5月中旬には60万円を超えました。

  • 2020年2月4日から1:1ペアで取引を開始した
  • 開始資金は15万円(当時は証拠金も今より小さかった)
  • 5月中旬には証拠金残高は62万円を超えた
  • 1:1ペアで2ポジションを保有した
  • サヤの変動は無いが、大きく価格が上昇した為に現在含み損が10万円ほど抱えている

サヤ変動が無くても1:1ペアの場合には38%ほども価格変動の影響を受けてしまうのです。N売T買ポジションの場合には、サヤ変動(≒NT倍率)が変動しなくても価格が上昇すると損失となり、価格が下落すると利益となります(それにしてもカタバリトレードほどのリスクにはなりません)。

ここからのリカバリーの方法アレコレ

さて、現在の含み損・・・といっても全く慌てる状況でもないのですが・・ここからのリカバリーの方法はいくつかあります。

  1. 十分に利益を稼いだのでSQ(6月12日)までこのままじっとしてSQ清算し、SQ明けから2:3ペアで新たに始める。
  2. 今後、価格が下落するかもしれないので1:1ペアはそのまま保有し新たに2:3ペアでSQまで利益を重ねる
  3. 1:1ペアはロスカットし、新たに2:3ペアで始める

ここでは、2)と3)を選択する場合の具体的な操作方法を紹介します。

1:1ペアから2:3ペアにする操作方法

1:1ペアを保有したままで2:3ペアを保有する場合を図解します。

■現在の状況 1:1ペアで保有中。価格の急上昇を受け含み損となっている

操作方法

■Step1 停止ボタンを押す(枚数などを変更する場合には必ず!)

■Step2 1:1ペアを保有したまま2:3ペアを保有したい場合にはIDを切り替える

1:1ペアの損益は非表示になっているだけで保有したまま(再表示したい場合にはIDを元に戻す)

■Step3 枚数設定を変更し「自動設定」ボタンを全て押す

■Step4 すると設定値が適正な範囲に自動調整される

※枚数設定(銘柄)に併せて自動調整、更に個々のユーザーが同じ動きにならないように乱数で割り振り

■Step5 これで完了!

ポイント

一般的な取引(デイトレードやスウィングトレード、株式投資やFX)では20万、30万又は200万、300万もの損失(又は含み損)があったとしたらそこからリカバリーするのは至難の業です。

普通はリカバリーどころか焦ってドツボにハマって終わりです。

サヤトリの場合には1回の利益確定幅が3万円弱ほど(7:1ペアの場合)、又は8000円ほど(2:3ペア)で、勝率が非常に高いので比較的短期間にリカバリーがしやすいのです。

ですので、どんな窮地に陥ってしまったと思っても焦ったり慌てたりしないのがポイントです。

今後、スタッフTさんのサヤトリ状況はまたお知らせしていきますー!

今年の利益が1000万超えの方も複数いらっしゃるので、そちらもおいおい紹介していきます、

 

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