〔上級者向き〕サヤトリでポジションを複数持つ方法

昨日ヘルシンキから帰ってきました(イタリア→フィンランド→日本)

今日(2020/2/13)のナイトセッションでサヤトリのArbi_D4が141,272円(106,636円と+34,636円)の利益確定をしました。

これには、ちょっと上級者向きの機能を使いましたのでこれを紹介します。

この機能は自分は上級者(・・という区分はありませんが)だと自負のある方のみ使ってもらいたいモノですので、一般には公開していませんでした。

ご希望を数件いただきましたので解説しますが、難しいなと思った方は絶対に使用しないでください(イタイ目にあいます)。

実はBoctok01のサヤトリはポジションを自在に繰り出せる

“繰り出せる”とはこのようなことです。

〔例:一つのストラテジーだけで下記の応用が出来る〕

NT倍率が極低の時、N買いT売りポジションをしばらく保有し大きめの利益を狙うためにしばらくそのポジションは寝かせておく。加えて通常の完全自動にて利益を重ねる。

NT倍率が極低とは長期の変動において低い位置と思われるNT倍率のエリアです(下図参照)

極低エリアではN買いT売りポジションで大き目な利益を狙えます。Boctok01のサヤトリで十分に利益を重ねたらそんなチャンスを狙ってみる余裕も生まれます。

良い位置で保有できたポジションは次の方法で「ID」を変更することにより、一時的に自動売買の管理下から外すことができます。

SheetNT詳細に「ID」と記してある右側がプルタブになっており、数字を変えるだけです。これでそのポジションは一時的に自動売買の管理下から外れ、長期保有も可能になります。

この使い方をマスターすれば長期保有(但し長くてもSQまで)もナンピンも可能になります。

今日の141,272円の利益はこれで手にしたものです。

これは慣れた方だけ使える方法です

サヤトリをマスターすれば、マーケットにはお宝が沢山埋もれていることに気が付きます。掘り起こせばいくらでもお宝が出てくる・・・といっても過言過ぎはしないと思います。

しかし、ヘタに使うとリスクばかり多く抱える事になります・・・というか、文字通り「墓穴を掘る」ことになってしまいます。

2020年~のBoctok01のサヤトリは完全自動に任せっぱなしでも十分に活躍してくれますのでホントに絶対に自信のない方は使わないでください。

「建玉メモ」の活用

Boctok01のサヤトリシステム制作の際に、岡三RSSの「建玉メモ」をプルタブで切り替える機能を付加してあります。

建玉メモとは、自動売買システムが複数の建玉を処理していく際に「どの建玉がどのストラテジーによるものかを紐付けできるメモのことで、これがあるのでBoctok01のようにトータルで数十ものストラテジーをパソコン一台で処理できるものです)

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